2016年1月9日土曜日

マインドフルネスと喜びに導かれたNBA最多勝チーム

この記事は、WEBメディア“Mindful”内の記事“NBA’s Winningest Team Guided by Mindfulness and Joy”を和訳したものです。ご自身の瞑想やマインドフルネス活動の参考にしてください。

瞑想は近々、NBAではごく当たり前の手法となるかもしれません。




サンフランシスコ沿岸部のNBAチームであるゴールデンステート・ウォリアーズは、シーズン開幕以降16連勝し、NBAにおけるシーズン開幕後連勝記録を更新しました。この記念すべき勝利の後、チームの主力選手であるポイントガードのステフィン・カリーはニューヨークタイムズ紙にこう語りました。「とにかく今ここにい続けるんだ。今この瞬間にいるとき、人は皆そのときしている行為に没頭しているからいいことが起きる」

ウォリアーズはヘッドコーチであるスティーブ・カーに率いられています。彼は、マイケル・ジョーダンが一世を風靡した時代のシカゴ・ブルズでプレーし、またその選手時代、近年「マインドフル・アスリート;真のパフォーマンスへの秘訣(The Mindful Athlete : Secrets to Pure Performance)」という本を出版したジョージ・マムフォード(George Mumford)に、瞑想と、心の内側のゲームをチームメイトとともに洗練させる方法について教えを受けた人物です。

ユーモアセンスに富んだカーは、マムフォードに指導を受けていた当時、マムフォードの教えが選手に及ぼしたであろう影響を表すのに「Mumfied(マムフォード化した)」という造語を作りました。

サンフランシスコ・クロニクル紙によると、指導と練習に行きづまりを感じていたプレシーズン、カーはシュートアラウンド(試合前の練習)前、選手たちに以下の4つの性質を十分に発揮するよう伝えました。


・喜び
・マインドフルネス
・思いやり
・競争

これは競技において従来式の教えではありませんが、機能しそうに思われます。
ウォリアーズの今シーズンの躍進は、昨年のNBAファイナルでの素晴らしいパフォーマンスに続くものです。昨年、NBAヘッドコーチとしてのルーキーイヤーに、カーはウォリアーズを実に30年ぶりの優勝へと導いたのです。

同じくマムフォードから教えを受けたカーのかつての優秀なチームメイト2人は、今はライバルです。他のどのコーチよりもチームにNBA優勝を多くもたらしたフィル・ジャクソンは、ニューヨーク・ニックスの社長です。そしてNBAの1試合平均得点1位記録を持つジョーダンは、シャーロット・ホーネッツのオーナーです。

皮肉なことに、マムフォードは選手たちに結果や、「どのようにやっているか "How am I doing?"」にフォーカスするのでなく、自身の身体のコンディションやその瞬間の思考、そして「何をしているか"What am I doing?"」にフォーカスするよう指導します。この従来の経験則から外れた動きが、マムフォードの視点では真実のパフォーマンスの鍵なのです。


<おわり>

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