2016年11月14日月曜日

陰陽五行で師走を楽に乗り切る


~陰陽五行で心と体のバランスを整え、エネルギーを高めましょう~

何となく身体のエネルギーの流れがいつもと違うなぁ~と感じる時は、『陰陽五行』をちょっとだけ意識してみて下さい。不思議とエネルギーの流れが変わってきます。

『陰陽』は正反対の性質を持っていますが、反発しあうのではなく、一方の勢いが強くなりすぎないようにバランスを取り合うという働きがあります。食材にも陰陽があります。


『五行』は天地・宇宙・自然の気を考えるのに、自然界に存在する代表的な素材である木・火・土・金・水を選び、それらを働かせるエネルギー(気)が、すべてのバランスを整えていきます。






日本には四季があるので、一年に4回身体が変わると考えています。そこで『陰陽五行』を取り入れて、日本の気候・風土に合わせた身体をつくっていくことが、生命力を強くし、五感を研ぎ澄まし、心と体のバランスを整えていきます。今回は、師走の過ごし方がテーマ。


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【師走の過ごし方】

心も体もせわしい時季になりました。季節的に緊張感がありますので、年が明けたらゆっくりと体を動かすようにしましょう。

冬は万物が静かで落ち着いている『陰』の季節です。勢力を消耗しないように蓄えて、自分の陽気の働きをかきみだすようなことをしないように、ゆったりと過ごすべき時季といえます。早く眠り、遅く起き、起床・就寝は日の光を基準にする事が理想です。(電気の無い昔の人の生活は自然と理にかなっていたのですね)

寒さ厳しい冬は冷えが原因で、さまざまな不調があらわれやすくなります。体内から温める事が大切です。体を温める作用のある食べ物を積極的に取り入れる事と、湯船にじっくりつかる事(いつも説明しているつかり方!湯船に20~30分つかることで、体内の余分な水分と体内の余分な熱を取ることができます。)で冷えを予防していきましょう。


この時季は忘年会などで外食や飲酒が多いときでもあります。
お酒は肝臓との関わりが深いので、お酒を飲むときには酢の物など酸味の食材を食べる事をおすすめします。(五行でいうと肝臓は木にあたります。5月号参考)

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また、『陰陽』でいうと、お酒は糖質で『陰』になります。
お酒の後に塩気のあるラーメンやお茶漬けが食べたくなったりした事ありませんか?
それは、体が『陰』に傾いているので、飲んだ後『陽』である塩気の物が欲しくなるのです。自然と体が『陰陽』のバランスをとろうとしているのです。
麺や米が食べたいというよりは汁の方を欲しています。そこで、ラーメンよりは味噌汁などの汁物を食べた方が良いですね。


飲み過ぎた翌朝は、味噌汁・梅醤番茶・野菜スープ・などの汁物にして午前中は内臓を休めてあげて下さい。梅干しもおすすめです(6月号参考)。時間があれば湯船にじっくりつかり内臓を温める事も良いです。

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最近、呼吸が浅くなっていませんか?
せわしい時にこそ、ふと思い出してゆっくり深呼吸を一日3回だけでいいのでやってみて下さい。それだけでも『気』の流れがおちつきます。


≪水≫は冬・腎・膀胱・北・黒・鹹(塩辛い)・寒 11月号参考にして下さい。
 

 飲食物は過剰摂取に気を付けて下さい。大切な事は全てのバランスを意識する事です。個々の体質はそれぞれ違います。五感で感じながら無理なく自分に合った健康法を見つけて下さい。




株式会社 s o l e i l
ボディセラピスト 金子昭子

陰陽五行で冬に備える


~陰陽五行で心と体のバランスを整え、エネルギーを高めましょう~

何となく身体のエネルギーの流れがいつもと違うなぁ~と感じる時は、『陰陽五行』をちょっとだけ意識してみて下さい。不思議とエネルギーの流れが変わってきます。

『陰陽』は正反対の性質を持っていますが、反発しあうのではなく、一方の勢いが強くなりすぎないようにバランスを取り合うという働きがあります。食材にも陰陽があります。


『五行』は天地・宇宙・自然の気を考えるのに、自然界に存在する代表的な素材である木・火・土・金・水を選び、それらを働かせるエネルギー(気)が、すべてのバランスを整えていきます。








日本には四季があるので、一年に4回身体が変わると考えています。そこで『陰陽五行』を取り入れて、日本の気候・風土に合わせた身体をつくっていくことが、生命力を強くし、五感を研ぎ澄まし、心と体のバランスを整えていきます。今回は、冬への移り変わりがテーマ。


秋とは言え、今年の気温は急に冬の寒さになったりと変動がありすぎて、身体が追いついていきませんね。全身の気の流れも上手くいかなく、体調を崩したり、何となく体調が悪いと感じる方も多いかと思います。

良く寝て、旬の食材を取り入れ五味をバランス良く食し、体を冷やさないように過ごす事で、気の流れを高めて冬を迎えましょう。



≪水≫は冬・腎・膀胱・北・黒・鹹(塩辛い)・寒

冬は腎臓・膀胱が活発にもなり、疲れやすくもなります。

なんだか疲れやすくて、長く立っていられない、すぐ横になりたい。明け方にお腹が痛くなることがある。こうしたときは五行でいう水=腎のエネルギーが少し弱っているのかもしれません。

≪水≫は腎臓・膀胱、生殖器機能、耳、骨、などが関係しています。体調を崩すと不調が出やすい器官や、腎臓・膀胱の関係性を現しています。



【冬のアドバイス】

●寒い日は腰の両側、ちょうど腎臓があるあたりを冷やさないように注意が必要です。

東洋医学的には腎機能が弱ると免疫力下がり体が弱るといわれます。冬は腰痛にもでます。





●12月は師走と言われるように季節的に心身ともに緊張感がありますので、年が明けたらゆっくりと体を動かすようにしましょう。

●1~2月は本当の寒さがやってきます。旬の食材を食し気の流れを高め、寒さで体が緊張しているので、リラックスする時間を上手に作りましょう。

●寒さで免疫が下がりやすくなります。免疫を下げないために、体温を下げないようにしましょう。

・外出時には首を温める。

・入浴は長めに(最低でも20分)入りましょう。低い温度から徐々に高くしていく。

(注:入浴後直ぐに水分を取ると温まった内臓が冷えてしまいますので、30分位あけて下さい。どうしても喉が渇いていたら少量を喉を潤す程度に飲んでも大丈夫です)

・生姜は熱を加えた物。

・根菜類を長く煮たり、蒸したり、スープ、味噌汁、けんちん汁などにするとよいですね。







【黄帝内経に学ぶ冬の養生】

冬は「閉蔵(へいぞう)」の季節という。冬の三か月間は、万物の生機(せいき)が閉じこもる。

至る所で川が凍り、池が裂け、天の陽気は万物から遠ざかる。

冬の養生法・・夜は早く寝、朝はゆっくりと起き、日の出日没に伴って起居すべきである。

欲望を潜めながら、すでに遂げたような満足感を保つ。

体内の陽気を洩(も)らさないように、寒い刺激を避け、体を暖かく包む。



これは冬の「閉蔵」の気に相応する養生法である。

これに背くと、冬によく活動する腎気が痛む。

すると、翌春に足がしびれ、腰が曲がる病気になる。

  (まんが黄帝内経より/発行アプライ)


 飲食物は過剰摂取に気を付けて下さい。大切な事は全てのバランスを意識する事です。個々の体質はそれぞれ違います。五感で感じながら無理なく自分に合った健康法を見つけて下さい。



株式会社 s o l e i l
ボディセラピスト 金子昭子

2016年10月15日土曜日

陰陽五行で 季節を健康に過ごす☆ 晩秋


~陰陽五行で心と体のバランスを整え、エネルギーを高めましょう~




何となく身体のエネルギーの流れがいつもと違うなぁ~と感じる時は、『陰陽五行』をちょっとだけ意識してみて下さい。不思議とエネルギーの流れが変わってきます。

『陰陽』は正反対の性質を持っていますが、反発しあうのではなく、一方の勢いが強くなりすぎないようにバランスを取り合うという働きがあります。食材にも陰陽があります。

『五行』は天地・宇宙・自然の気を考えるのに、自然界に存在する代表的な素材である木・火・土・金・水を選び、それらを働かせるエネルギー(気)が、すべてのバランスを整えていきます。




日本には四季があるので、一年に4回身体が変わると考えています。そこで『陰陽五行』を取り入れて、日本の気候・風土に合わせた身体をつくっていくことが、生命力を強くし、五感を研ぎ澄まし、心と体のバランスを整えていきます。今回は、晩秋がテーマ。


≪金≫は秋・肺・大腸・西・白・辛・燥
秋から冬にかけては気温が下がり、空気が乾燥しがちになります。こんな季節には乾燥を嫌うの機能が下がり、風邪を引きやすくなります。
の働きによって大腸の働きがスムーズになり、大腸の働きがの呼吸を助けています。大腸の疲れは肌に出やすくなります。


【晩秋のアドバイス】  

さらに朝晩冷え込んで来ましたね。9月号の《金》・《秋のアドバイス》を引き続き参考にして下さい。

●晩秋に風邪をひくと、春にも風邪をひいてしまします。
東洋医学では、一年を通しての体調は春をどう過ごすかで秋に出ます。 逆に、秋をどう過ごすかで春に出ると言われています。
また、夏をどう過ごすかで冬に出ます。その逆もあります。
風門(ツボ9月号を参考にして下さい)を温める・体を冷やさない・睡眠をとるなど、免疫力を下げない事も一つの予防になります。


●この季節は気圧が下がるので循環器系に影響が出てきます。
首から肩にこりが出やすくなります。
  循環器系の働きをよくするには、ランニングなどの激しい運動等・足つぼ療法・足浴など、血液を心臓に戻すような刺激をする事により血液の流れを良くします。


●以前に東洋医学の『陰陽』をお伝えしましたが、冷えがあると体がゆるむので『陰性』になります。土の中の野菜を長く煮たものは『陽性』になるので、それを食すと『陰陽』のバランスが取れます。 
 体が冷えると、免疫力も下がり体調不良につながってしまいます。


【眠ることの大切さ】
日ごろ皆さんは、自分に合った睡眠がとれていますか? 眠るという事には2つ大切な意味があります。





1つ目は・・内臓を休めるということです。
昔から寝る3時間前は食べないほうが良いとよくいわれるのは、この意味があるからです。それぞれライフスタイルの状況が違うので、寝る前に食事をとる事がある方は翌朝の朝食を食べない、もしくは味噌汁(陽性)の汁のみや梅醤番茶(陽性)だけにして、午前中は内臓を休めてあげて下さい。


2つ目は・・今日一日の出来事などの、頭を整理することです。(脳の整理)
ちゃんと睡眠をとり、内臓を休ませ脳の整理をする事で自律神経のバランスを整えます。
昼間は交感神経が働き、夜になると副交感神経が働いて、うまく自律神経のバランスが維持されているため健康が保たれています。自分に合った眠りを探してみて下さい。




飲食物は過剰摂取に気を付けて下さい。大切な事は全てのバランスを意識する事です。個々の体質はそれぞれ違います。五感で感じながら無理なく自分に合った健康法を見つけて下さい。


株式会社 s o l e i l
ボディセラピスト 金子昭子


2016年10月7日金曜日

瞑想の体験を紐解く



瞑想で不思議な体験をする…。
初めての瞑想で そんな感覚を味わうと、起こったことがどんなことかを知りたくなります。

一方、瞑想が全然うまくいかない。
そんな時は、どうしたらうまくいくのかを知りたくなります。

こんな風に
皆さんの知的好奇心が湧き上がってくるのは自然なことだと思います。


後者の「うまくいかない」という点については、本を読んだり 瞑想リトリートなどに参加すれば いろいろと知識は得ることができるでしょう。
あらゆる手法に触れることで、だんだんと 自分にあった方法。自分がもっとも 「深い意識に入りやすい」方法が見えてくると思います。


ですので 今回は 前者の「不思議な体験をする」という点について 少し私の考えを書かせてもらいます。



私たちは思考する動物です。
だから、物事が起こったときに そのメカニズムや解釈を求めます。

それは自然な欲求だと思います。


でも、瞑想というプラクティスは 「何かを知るため」に行うものではありません。

物事をただ ありのままに見る。何の解釈も加えず、「そのまま」を見る。
瞑想という行為そのものを味わうことに意味があります。
だから、瞑想に「目的」というものはないのです。

この概念は、普段の私たちの生活からずいぶんと遠いものですから、
腑に落とすには時間がかかるものだと思います。


でも、やはり 瞑想に目的はありません。
・・・というのが、瞑想の基本的なスタンスです。


例えば、瞑想によって 何か不思議なビジョンをみたとしましょう。
宇宙の銀河系のような世界を旅している感覚になったとします。

果たして、それが本当に銀河系なのか。
そのビジョンをいま 自分が見ていることにはどういう意味があるのか。
私の人生はこれによって変化するのか。

これは、どんなマスターにも答えられない問いです。
いや、きっと マスターは何等かの答えをくれるかもしれませんが、
その答えであなたが満足するのは、せいぜい 3日間くらいでしょう。
すぐに、次の問いが浮かんできてしまうから・・・。


もう一つの例をあげましょう。

こちらは、よくあることですが、 瞑想をしたら急に気分が悪くなることがあります。
自分の胃のあたりに不快感が浮上し、どうしようもなくなってきたとします。

もし、近くに マスターがいたら、
ひとまず、気分の悪い状態から いくらか解放する手助けを得ることはできるかもしれません。
時には、その状態を放っておくマスターもいると思います。
でも、気分の悪さがどこからきたのか、それにどのような意味があるのかの「解釈」をマスターがすることはないでしょう。

なぜなら、それはあなたの経験であり、あなた以外の誰もそれを知りえることはないからです。


瞑想の中で…(本当は瞑想の中だけではありませんが)・・・
起こっていることは全て平等に起こっています。


あなたの呼吸
あなたの体の違和感
あなたが見たビジョン
周囲から聞こえる音


これらは全て「今」に起こっていて、ただそれだけです。
皆さんが、ご自分の呼吸について解釈を得たいと思うことはありませんよね?

なぜ呼吸については疑問がわかないのに、
その他の現象には疑問がわくのでしょう? 不思議なものです。


以下は、ルドルフ・シュタイナーの引用です:

”はじめて伝授を受けた人は、自分の体験内容をいくら打ち明けても、霊的修行を積んだ人があまりにわずかしかそのことに 「好奇心」を示さなのに驚くのが普通である。事実、修行者にとってもっとも望ましい態度は、自分の体験についてまったく沈黙し、……… 何も語ろうとしないことである。なぜなら、すでに行を積んだ人は、初心者が自分について語るのとは全く別のところから ………材料を得ているからである”
  『いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか』 より


結局、経験は経験として 宝物として持っておくことが大切です。
それがいつか つながって 大きな気づきとなることを待ちましょう。

その気づき。

これまでの瞑想体験がつながった時に得られる神秘的な「気づき」は
その瞬間に誰にでも「わかる」ものだと私は思います。




2015年 秋、北海道にて撮影☆


小島美佳



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2016年9月16日金曜日

陰陽五行で 季節の変わり目を健康に過ごす☆ 秋


~陰陽五行で心と体のバランスを整え、エネルギーを高めましょう~




何となく身体のエネルギーの流れがいつもと違うなぁ~と感じる時は、『陰陽五行』をちょっとだけ意識してみて下さい。不思議とエネルギーの流れが変わってきます。

『陰陽』は正反対の性質を持っていますが、反発しあうのではなく、一方の勢いが強くなりすぎないようにバランスを取り合うという働きがあります。食材にも陰陽があります。

『五行』は天地・宇宙・自然の気を考えるのに、自然界に存在する代表的な素材である木・火・土・金・水を選び、それらを働かせるエネルギー(気)が、すべてのバランスを整えていきます。




日本には四季があるので、一年に4回身体が変わると考えています。そこで『陰陽五行』を取り入れて、日本の気候・風土に合わせた身体をつくっていくことが、生命力を強くし、五感を研ぎ澄まし、心と体のバランスを整えていきます。今回は、秋がテーマ。


≪金≫は秋・肺・大腸・西・白・辛・燥

秋は「収斂(しゅうれん)」の季節という。万物が成熟して収穫される。徐々に空から強い風が吹き、大地には粛清(しゅくせい)とした気配が漂う。秋の養生法・・鶏と同じように、早寝早起きすべきである。つまり、心を安らかにし、陽気をひそめて、天地の粛殺した気の影響を和らげる。これは秋の「収斂」の気に相応する養生法である。
これに背くと、秋によく活動する肺気が痛む。すると、冬には下痢がちになるのである。「黄帝内経」より


                             
秋から冬にかけては気温が下がり、空気が乾燥しがちになります。こんな季節には乾燥を嫌うの機能が下がり、風邪を引きやすくなります。

の働きによって大腸の働きがスムーズになり、大腸の働きがの呼吸を助けています。大腸の疲れは肌に出やすくなります。


【秋のアドバイス】

●秋は気温が下がると足から冷えていきます。足浴は効果的です。

●夏の疲れで内臓が疲労しているので、内臓を温める方向に持っていく事が大切です。
・熱を加えた生姜は体を温めてくれます。
・水分が多いと寒さが入りやすいので、湯船に入る事も一つの方法です。

旬の【きのこ】は、体に菌を入れて体内をきれいにしてくれます。
      肉を食べる時、きのこも一緒に食べることをおすすめします。




●秋は≪肺≫≪大腸≫が活発にもなり疲れやすくもなります。ピリを食す事でバランスを取ってくれます。大腸の疲れは肌に出るので、寒風摩擦やプールなどで肌から刺激する事もよいです。

 
風門(ふうもん)ツボ
風邪は風門から入ると東洋医学では言われています。『門』は入り口でもあり出口でもあります。風門を温めたり、刺激する事で風邪の予防になります。
また、頭痛・肩こりの予防や治療に効果があります。なので、四季を通して首周りは冷えや直射日光から守ってあげて下さい。 そして、特に男性は風門から気が入ると言われているので、この部分がつまらないようにケアをしてあげるとよいです。

【風門の位置】首を前に倒すと出る骨があります。でっぱた骨から下に数えて二つ目の突起の骨から指幅2本分離れた位置が風門です。見つけてみて下さいね!!




飲食物は過剰摂取に気を付けて下さい。大切な事は全てのバランスを意識する事です。個々の体質はそれぞれ違います。五感で感じながら無理なく自分に合った健康法を見つけて下さい。


※ 陰陽五行の視点から身体のメンテナンスを希望される方のための 施術(90分程度 15,000円)をしています。但し、月に一度 継続的に通ってくださる方限定です。興味のある方は、下記までメールをどうぞ※













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ボディセラピスト 金子昭子

2016年8月27日土曜日

マインドフルネスに関する5つの誤解(5)

この記事は、WEBメディア“Mindful”内の記事“5 things people get wrong about mindfulness”を和訳したものです。ご自身の瞑想やマインドフルネス活動の参考にしてください。

マインドフルネスに関する5つの誤解(1)はこちら
マインドフルネスに関する5つの誤解(2)  はこちら
マインドフルネスに関する5つの誤解(3)  はこちら
マインドフルネスに関する5つの誤解(4)  こちら


神話5:マインドフルネスは単なる次の流行産業に過ぎない

メディアやマーケティングはいいものごとを必要以上に大げさなものにしてしまいがちです。例えば今までに自然やオーガニック、環境にやさしいこと、ホリスティックに関することなどが過剰に喧伝されてきました。今マインドフルがまさにそのときを迎えようとしています。マインドフルなハンバーガー、マインドフルなペットケア、マインドフルなあれやこれや…マインドフルネスに関する様々なものが世の中に出てきています(もちろんこのウェブマガジン「マインドフル」もです)。一度何かの言葉がはやって濫用されるようになると、だんだん耳障りになってきます。でも「オーガニック」という言葉が濫用されたからといって、純粋で質の高いオーガニック製品の価値がなくなるというわけではありません。マインドフルネスに関しても同じことです。世間の人々はマインドフルネスについてよく知らないと感じていて多くの誤解を持っており、そうするといろんな人々や企業がてっとり早くあぶく銭を稼ごうとするのです。

そのような動きには偽物や模造品、いんちきがつきものです。すでにニューヨーカーやハフィントン・ポスト、エコノミスト、そしてガーディアンなどの数多の新聞、雑誌が、「マインドフルネスは大きな金になる」と主張しています。ただ、私はたくさんのマインドフルの講師を知っています。彼らの平均的な収入は、控えめに言ってささやかなものです。そして彼らのほとんどが日々の糊口をしのぐための「本業」を持っています。真っ当なマインドフルネスの講師が偽者たちを市場から締め出すためには、マインドフルネスに関する仕事できちんと生計を立てられるようになる必要があります。したがって、彼らはどのようにマインドフルネスを教えるかについて学ぶ必要があるのですが、これはかなり難しいことです。マインドフルネスの講師になりたいという思いは、例えば大学教授や聖職者となった人たちがそう感じるような職業に関する神のおぼしめしに近いものがあり、高給目当てというような不名誉な動機ではないからです。

瞑想が過剰に商業化されることの危険性はあなどれないものです。お金の問題ではありません。当然何らかの商売は行われ、瞑想を始めた人は教えてもらう誰かに相応の対価を支払うことになりますが、かといって過剰な販売はきわめて危険です。「簡単で爽やかな5分の瞑想が人生を変えるだろう」と、瞑想がまるで万能薬や特効薬のように説明されることがあります。それが本当なら素晴らしいことですが、往々にしてその言葉通りにはいかないものです。心の鍛錬はシビアな商売です。私たちの心はパワフルで驚きに満ち、基本的には健全でよきものですが、そこには竜のような激しく荒々しいものも潜んでいます。中には遺伝的あるいは後天的な精神疾患を発症する可能性もあります。私たちの心は奥底に深く暗い恐怖を抱えてもいます。私たちの生命と世界にはときに栄光と喜びが訪れますが、同時に痛みに満ちてもいます。真のマインドフルネスとは、すべての試練と困難をも含め、人生のあらゆる真実を見る視野とともに成されるものです。その境地に至るまでに我々は、自身も探求し学び続け、教えながらも共に学ぶような、よき先達を必要とします。


世間においてマインドフルネスの関心が、それ自体がもたらす純粋な恵みによって持続されるのと同時に、マインドフルネスのまがいものも次々と現れるでしょう。しかしその場しのぎの娯楽は本来の満足をもたらさないものです。今後、多くの人々が本来のマインドフルネスを探究し、見出だしていくでしょう。そして、社会全体がマインドフルネスに関する知見をより深めていくことになるでしょう。

<おわり>

2016年8月10日水曜日

陰陽五行で 季節の変わり目を健康に過ごす☆


~陰陽五行で心と体のバランスを整え、エネルギーを高めましょう~




何となく身体のエネルギーの流れがいつもと違うなぁ~と感じる時は、『陰陽五行』をちょっとだけ意識してみて下さい。不思議とエネルギーの流れが変わってきます。

『陰陽』は正反対の性質を持っていますが、反発しあうのではなく、一方の勢いが強くなりすぎないようにバランスを取り合うという働きがあります。食材にも陰陽があります。

『五行』は天地・宇宙・自然の気を考えるのに、自然界に存在する代表的な素材である木・火・土・金・水を選び、それらを働かせるエネルギー(気)が、すべてのバランスを整えていきます。




日本には四季があるので、一年に4回身体が変わると考えています。そこで『陰陽五行』を取り入れて、日本の気候・風土に合わせた身体をつくっていくことが、生命力を強くし、五感を研ぎ澄まし、心と体のバランスを整えていきます。


≪土≫ は季節の変わり目・脾・胃・甘味・黄・口・・・などが関係してきます。

脾・胃は消化と栄養の運搬です。口は土性に属し、暴飲暴食などで胃が荒れると口内炎ができたり、口の周りが荒れるなどします。
残暑は続くと思いますが、もう夏ではないので、季節の変わり目である事をしっかり意識する事が大切です。


【季節の変わり目(9月初旬)のアドバイス】

急激な温度の変化により、体温が低下し、肌が乾燥し、風邪をひいてしまいます。
夏の終わりの体をしっかりケアして、急激な温度の変化に耐えられるように体の準備をしていく事が大切です(冬を迎える準備)

●今まで、冷たいものを食べていた所を、温かい食べ物・飲み物を摂るように意識して下さい。

夏の疲労は、の疲れ・内臓の疲労で体内に余分な熱が残ったままになっている事が原因の一つです。
胃の疲れは、夏に水分を取りすぎての粘膜が弱くなっているためです。
夏は汗や水分摂取が多いため、体内の塩分が薄くなっているので、ミネラル不足になっています。野菜スープや味噌汁など良質な塩分を摂取すると良いです。

【味噌汁】
味噌汁は『飲む点滴』と言ってもいいくらい優れた栄養食です。 
緩んだ体を引き締めてくれます。また、腸の中で乳酸菌とバクテリアを増やし悪玉菌が一層されます。腸の状態が良いと、お肌の調子が良くなる。免疫力アップ。便通が良くなる。・・・など良いことがたくさんあります。






●湯船に20~30分つかることで、体内の余分な水分と体内の余分な熱を取ることができます。


甘味は、脾臓や胃の働きを補い、激しい痛みを和らげる働きがあります。
穀類や豆類、肉や魚など食品の約70%は甘味に属し、野菜にも甘味のものが多くあります。そのため、ふつうに食べていれば、十分に甘味を補給できます。 ところが、清涼飲料水や糖分の多い加工食品を頻繁に食べたり、飲んだりしていると、
甘味を多く摂りすぎてしまいます。

●夏は汗をたくさんかきますが、さほど運動はしていないので、甘味の飲食には気をつけて下さい。

飲食物は過剰摂取に気を付けて下さい。大切な事は全てのバランスを意識する事です。個々の体質はそれぞれ違います。五感で感じながら無理なく自分に合った健康法を見つけて下さい。



※ 陰陽五行の視点から身体のメンテナンスを希望される方のための 施術(90分程度 15,000円)をしています。但し、月に一度 継続的に通ってくださる方限定です。興味のある方は、下記までメールをどうぞ※



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2016年7月18日月曜日

陰陽五行で 夏を健康的に乗り切る!

~陰陽五行で心と体のバランスを整え、エネルギーを高めましょう~




何となく身体のエネルギーの流れがいつもと違うなぁ~と感じる時は、『陰陽五行』をちょっとだけ意識してみて下さい。不思議とエネルギーの流れが変わってきます。

『陰陽』は正反対の性質を持っていますが、反発しあうのではなく、一方の勢いが強くなりすぎないようにバランスを取り合うという働きがあります。食材にも陰陽があります。

『五行』は天地・宇宙・自然の気を考えるのに、自然界に存在する代表的な素材である木・火・土・金・水を選び、それらを働かせるエネルギー(気)が、すべてのバランスを整えていきます。


日本には四季があるので、一年に4回身体が変わると考えています。そこで『陰陽五行』を取り入れて、日本の気候・風土に合わせた身体をつくっていくことが、生命力を強くし、五感を研ぎ澄まし、心と体のバランスを整えていきます。







夏と縁の深い要素は、≪火≫
心臓・小腸・苦味・赤・・・などが関係してきます。

心臓・小腸が疲れやすくなる。苦味を食すと心・小腸に良い。




【夏のアドバイス】

梅雨があけるといよいよ夏本番!! この暑さと上手に付き合って残暑の時季≪土≫に夏の疲れを残さないように過ごしましょう。
夏は暑さで体がバテぎみになる季節です。体内の熱を上手に冷まして、外界との調節をはかる事が大切になります。

旬の食材を上手に取り入れましょう。きゅうり・トマト・ナス・・・などは火照った体の熱をさましてくれます。しかし、陰の食材なので食べ過ぎると体が冷えてしまうので、食べ過ぎには注意して下さい。
冷たい飲み物・冷たい麺類・生ものなどに偏らないよう注意して下さい。
暑いからといって冷たい飲食物を取り過ぎると胃腸が直接冷やされ内臓に負担がかかる為、かえって夏バテを助長する事になってしまいます。
体の熱を冷ます食材を上手に選び、火を通すなどして消化が悪くならないように調理するのも一つの方法です。

苦味のある食材を取り入れましょう。
暑い夏はどうしても水分量が多くなってしまいますね。
水分を取り過ぎると、心臓肥大になる場合もあり心臓に負担をかけてしまいます。また体が緩むため、苦い物を摂取する事で体を引き締め、疲れやすい心臓・小腸に良いです。
《苦い食材》ゴーヤ・みょうが・ごぼう・ニガウリ・緑茶・・・などがあります。

良質の塩分を摂取
水分多量、汗多量でミネラル・マグネシウムが不足しやすくなりますので、塩分をとるように心がけて下さい。『海藻類・良質な塩・味噌汁・梅干し・梅しょう番茶・・・など』
*塩を舐めた時、辛いと感じる時は体が塩分を必要としていないので一つの目安にして下さい。

湯船につかる
湯船に20分~30分位つかり、じんわり汗を出して下さい。体内にこもった熱を外に出してくれます。(注:サウナは体の表面の温度を下げるために出る汗です。湯船から出て直ぐに水分は取らないで30分位たってから飲むようにして下さい。)
首・お腹まわり、膝下の冷房の冷えには気を付けて下さい。冬より夏の方がたちの悪い冷えです。ストール・カーデなどで調整して下さい。湯船につかる事をお勧めします。

飲食物は過剰摂取に気を付けて下さい。大切な事は全てのバランスを意識する事です。個々の体質はそれぞれ違います。五感で感じながら無理なく自分に合った健康法を見つけて下さい。



※ 陰陽五行の視点から身体のメンテナンスを希望される方のための 施術(90分程度 15,000円)をしています。但し、月に一度 継続的に通ってくださる方限定です。興味のある方は、下記までメールをどうぞ※

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2016年7月16日土曜日

【セミナーレポート】 組織にマインドフルネスを導入するには?




5月12日(木) バランストグロースにて、ブッククラブ:組織にマインドフルネスを導入する セミナーに参加させていただきました。


こちらはシリーズになっており講師の小島 美佳さん 松村 憲さんが 回ごとに役割を決め誘導瞑想やMindfulness in Organizations:Foundations.Research.and Applicationsという本の内容のシェアや説明をして下さり、参加者同士でディスカッションなどもしています。私は前回から出席させていただき、今回が2回目の参加でした。


マインドフルネスは以前から個人的に興味があったこと、また組織にマインドフルネスを導入する方法や導入後にどのような変化があるのか?ということにとても興味があったので、今回もかなり濃い時間を過ごすことができました。


************


【チェックイン】

「最近の自分について振り返ってみます。最近、何が一番気になっていますか?

そのテーマについて、どんな気分になりますか?」

という問いに参加者がメモをする形でアウトプット。今回は参加者2人組になり、お互いの内容をシェア。日々の生活の中で、自分について振り返ることがどれだけあるのだろうか?と思いました。

シェア終了後は松村 憲さんによる誘導瞑想。瞑想後は少しスッキリした感覚があり、自分自身で行う瞑想との違いを感じていました。



頭が少しスッキリしてから、本の内容へ




・・・

今回 テーマになる章は

Awakening at work: introducing mindfulness into organaizations, Mirabai Bush

実際にマインドフルネスを組織導入したMirabai Bushさんによる事例紹介です。



1996年にアメリカ ミズリー州に本社がある「モンサント」多国籍バイオメーカーへマインドフルネスを導入した Mirabai Bushさん。20年も前に提案→導入があったことにまず驚きました。

「組織」それは人が集まった集合体。学校でも、家庭でも人が複数いれば、そこに問題は勃発する。その問題に対して解決する方法を模索し、研究し 解決策として何らかの手法が出来上がる。

ビジネスであれば、問題を解決するためのプログラムだったり、戦略だったり。

家庭であれば、子育てのための育児書だったり。


今回の章の中でも、Peter Senge (Society for Organizational Learningの創始者)

「企業は(ビジネスにおいて)問題があると、プログラムを欲しがる(プログラム化したがる)しかし、プログラムは流動的なものであるため、忘れ去られてしまうことが多い。

問題を違う視点から見ることで、利益を得られるのではないかと。」という一説がありました。


解決方法は確かに、一定方向からのアプローチだったりデータや調査などによる平均値から導き出されたものが多い気がします。様々な個性の人、関係性の中で起きた問題は時代や背景などで様変わりし、その度にその問題解決の手法やプログラムが出来上がる。

個人的には「いたちごっこ」のような気がいたしますが、人は何らかの解決方法や手法があると、自分の経験、直感、感覚は無視して、それを使いたくなるのだと思います。それが正解で安全だという安心感や共感が欲しいのかもしれません。



マインドフルネスや瞑想という言葉を聞くと、自己啓発的なものを連想してしまい組織と結びつけるという発想はなかなか出てこないとは思うのですが、組織は人が構成しているもの。

その一人一人が定期的にマインドフルネス瞑想を行うことで「今、ここ」という感覚を芽生えさせれば、イントロダクションに書かれていたように



「継続的に取り入れることで新しい洞察や思いやり、生産性だけに捕らわれない賢さや慈愛が組織の中の人へ育まれ、新しい視点やコミュニケーションも生まれる。その結果、組織が持っている可能性を広げ、競争に勝っていけるのではないか。」



という提案は、とてもしっくりくる内容でした。



また

「マインドフルネスを定期的に行うことで、ストレスリダクションという自己啓発的なものだけではなく、組織のビジョンがより明確になったり、結果もプロセスも大切にすることが出来たりなど、組織がより良く運営されるサイクルが出来る。つまり社会貢献との整合性があるのではないかと考える。」と書かれていました。



実際に導入した現場での成果は思っていた以上で、驚きました。

・難しい状況や解決が困難であっても、穏やかに向き合える。

・何の目的だったか?ということを繰り返し考えることなく、もともとの目的を思い出す。

・相手の立場や心になって考える

・あえて何もしない(行動しない)という選択をする

・怒りへの理解や深まり

・傾聴力が高まる

・未来のために動くのではなく、「今 ここ」を生きる  

などなど。



このような能力が培われることで、問題解決のスキルアップに繋がる。

この結果を見て、組織にマインドフルネスを導入する価値はとても大きいと感じました。



これだけの価値があるものが、日本の組織に導入されないのは何故か?

講師の小島さんの「そもそも、組織の構造自体が マインドフルネスに対応していないのでは?」という意見がとても腑に落ちました。


瞑想やマインドフルネスという言葉を聞くと、宗教的な修行や自己啓発を連想させ組織と結びつけるのは難しい。この章では、組織に導入するにあたり、いくつかのガイドラインを設けたと書かれていました。



・誰もがマインドフルネスを知っているわけではない。

・一定のポジション(リーダー的存在)に理解してもらい、協力してもらう。

・似たような効果があるオプションを提案する。

・リーダー(組織の)とよく話しあうこと



その他に、


・組織に提案する場合 宗教とは一切関係のないことの説明をする。

・スピリチュアルな用語は絶対に使わない。

・組織の人間が理解できる言葉に置き換えて説明する。

・組織のトップはもちろんのこと、各部署、部門のリーダーたちと何度も何度もインタビューや提案を繰り返し、理解してもらう。

・組織という人が集まる場所において、全員に理解をしてもらい、同じように行動してもらうのは難しい。

・同じ効果がある似たような方法も提案していかなければならない。



このガイドラインを読んで、組織に導入するハードルの高さを改めて感じました。
組織へマインドフルネスを提案しファシリテートしていくには、左脳と右脳のバランスがとても重要なのだと思いました。


最近では禅や瞑想が少しずつ一般の人たちにも浸透し、企業などで「禅」を取り入れているところも増えてきているという話しは聞きますが、取り入れたことによる効果は、あまり取り上げられてないような気がします。

今後、どのようにマインドフルネスが企業に導入されていくかということに興味が湧いています。
また自分自身のマインドフルネスの学びをより深いものにしたいと思っています。




彩賀 美保 (株式会社彩花 女将) 

2016年6月2日木曜日

【陰陽五行】 夏(火)の前に梅雨の季節


~陰陽五行で心と体のバランスを整えてエネルギーを高めましょう~







夏(火)の前に梅雨の季節

梅雨入りになる日が近づいています。 春はお腹に熱を持ってしまう時季でしたので、のどが渇き水分を多く取り過ぎてしまいがちになります。
なんとなく水分を取り過ぎたと感じている方もいるかもしれませんね。
春に水分を取り過ぎると『水滞』と言って、気圧の変化などから気・血・水の循環が滞ります。
そうすると、梅雨にだるさ、むくみの原因になります。
また、この時季にはぎっくり腰・首の痛みも多くなります。これは水分の取り過ぎで関節に影響が出るためです。
余分な水分を体に残したままにしておくと、冷えの原因にもつながります。
梅雨を乗り切るために、自分に出来る事、バランスを意識して無理せずに取り入れてみて下さい。

◎水分を取り過ぎないようにする。(特に冷たいもの取り過ぎに気を付けて下さい)
◎湯船に20分~30分位つかり、じんわり汗を出して下さい。余分な水分を出してお腹の芯まで温める。(注:サウナは体の表面の温度を下げるために出る汗です)

◎運動で汗をかく。

◎エアコンでお腹・腰回り・首を冷やさないように心がけて下さい。

梅雨を乗りきらないと、夏バテにつながってしまいます。



食事のバランスを意識
女性は陰のエネルギーが強く、男性は陽のエネルギーが強いと言われています。

陰性の食べ物は・・・体を冷やし、体を緩める(締りのない体)

陽性の食べ物は・・・体を温め、体が締まる。

冷え性のある女性は、陽性の食べ物でバランスをとるのも一つの方法です。
ここで注意してもらいたい事は、陽性の食べ物を過剰摂取しないという事です。
東洋医学では『陽極まって陰になる』『陰極まって陽になる』と言われています。やりすぎに注意するという事です。
季節の移り変わりと同じように、その時の体調・体質は変化していくものです。自分の五感で感じ取りながら、陰陽のバランスを取って食べる事が大切です。



★梅干しは3つの毒を消してくれます
お酒を飲み過ぎた日の翌朝、梅干し食べたらすごく美味しく感じた事ありませんか?
アルコールは糖質などで陰性になります。梅干しは陽性なので、自然と体が欲しがっているのかもしれません。
また、昔の人は旅に出る時は、水が変わるとお腹をこわしてしまう事があるので、必ず梅干しを常備していたようです。

このように梅干しには

《食の毒》悪い食事をしたときに、1個食べるだけで胃腸がスッキリ。

《血の毒》肉食・砂糖(甘い物)の食べ過ぎで血液が汚れ体調不良を起こしているときに血液浄化。

《水の毒》水あたりの万能薬。

3つの毒を消してくれます。

出来る限り梅干しは家で作った物や、素材が安心な物を選んで下さい。その方がエネルギーも高く、効果もあります。家で作った梅干しには愛情も入っていていいですね。



株式会社s o l e i l
ボディセラピスト 金子昭子

2016年5月5日木曜日

【陰陽五行】 春の過ごし方


~陰陽五行で心と体のバランスを整えてエネルギーを高めましょう~



何となく身体のエネルギーの流れがいつもと違うなぁ~と感じる時は、陰陽五行をちょっとだけ意識してみて下さい。不思議とエネルギーの流れが変わってきます。

陰陽は正反対の性質を持っていますが、反発しあうのではなく、一方の勢いが強くなりすぎないようにバランスを取り合うという働きがあります。食材にも陰陽があります。

五行は天地・宇宙・自然の気を考えるのに、自然界に存在する代表的な素材である木・火・土・金・水を選び、それらを働かせるエネルギー(気)が、すべてのバランスを整えていきます。

日本には四季があるので、一年に4回身体が変わると考えています。そこで『陰陽五行』を取り入れて、日本の気候・風土に合わせた身体をつくっていくことが、生命力を強くし、心と体のバランスを整えていきます。



【木】は春・肝臓・胆のう・酸味…などが関係してきます

新緑がきれいで、芽吹きの野菜がたくさんある春です。

たけのこ・たらのめ・うど・春キャベツ…など美味しい季節ですね。

太陽の恵みを受けて育った旬の食材は気が充満しています。そのため、旬の食べ物を食べれば、生命力である気を十分に取り入ることができます。

でも、食べ過ぎには気を付けて下さい。緑の物は陰の食べ物なので、体を冷やしてしまいます。程々に食す事で、身体のバランスを調整して行きます。

酸味のある物も、いまの時期に食してもらうと肝臓・胆のうのはたらきに良いです。



このように、体や食に関する事を季節ごとにお話ししていきますので、日常にちょっとだけ意識してみて下さい。







ボディセラピスト 金子昭子

2016年4月29日金曜日

マインドフルネスに関する5つの誤解(4)

この記事は、WEBメディア“Mindful”内の記事“5 things people get wrong about mindfulness”を和訳したものです。ご自身の瞑想やマインドフルネス活動の参考にしてください。

マインドフルネスに関する5つの誤解(1)はこちら
マインドフルネスに関する5つの誤解(2)  はこちら
マインドフルネスに関する5つの誤解(3)  はこちら



神話4:マインドフルネスは完璧な殺人者や完璧な資本主義者を作り上げるために用いられる

今日、マインドフルネスは数多くの実用的な文脈の中で語られています。ここで懸念されるのは、マインドフルネスがただの知力を向上させるための便利なトリックとして片づけられてしまうことです。より大きな懸念は、マインドフルネスがどのような形であれ倫理的な影響を無視して用いられることです。この懸念を口にする批評家たちは、マインドフルネスが倫理的な観点抜きで実践された結果、世界が標的を「マインドフルに」狙うスナイパーや、映画「ウォール街」に出てくるゴードン・ゲッコーのような、マインドフルで強欲な経営者だらけになるのではないかと憂慮しています。

 しかし純粋なマインドフルネスの実践はー教え方について適切な指導を受けた経験豊富な実践者から教わるのであればーマインドフルネスの本来の状態についての理解とともに伝わり、自然とより広い意識と知的好奇心を育てるものです。それにより、人は自身と他者、コミュニティ、社会、そしてこの惑星との相互の関係性を観察し、考えるようになります。マインドフルネスはまた、その場の勢いでの衝動的な選択の根底にある基本的な価値観についてあなたに再発見し、検討し、洗練させることもできます。

警察や軍隊用に開発されたマインドフルネスのプログラムは、彼らがよりよい判断をできるように、より衝動的でない行動ができるように、そして彼らの心身に生じたトラウマを軽減させるために神経システムを調整の仕方を教えることを目的としています。政治家が我々に代わっていかなる軍事上の選択をしたとしても、兵士が持ち場で冷静さを保つことができれば彼ら自身と他者をより傷つけずに済むのは明白です。加えて、彼らの兵士としての雇用期間は短いものです。彼ら兵士が市民としての生活に戻ったときにも、瞑想の実践は彼ら自身の性格、家族、そして社会に多大なる利益をもたらすことでしょう。これはマインドフルネスを軍人に指導する人たちが持つビジョンの根幹となる部分です。

職場でのマインドフルネスプログラムは、従業員の集中力を向上させることにより彼らの労働力をより搾取できるようにするための皮肉なツールでしかないと言う人たちもいます。この視点がこれらのプログラムに参加した人たちから語られることはほとんどありません。我々のほとんどはどこかで仕事をしていて、仕事をもっと楽しみたい、そしてもっといい仕事をしたいと考えているはずです。もちろん経営者は最終的な収益を重視します。でも大抵の場合、彼らは従業員が自分たちの仕事にやりがいを感じ、自分たちの職場を働きやすいと感じることが大事だということも承知しています。そして、従業員の健やかさを向上させるプログラムは従業員と雇用者双方に利益をもたらすのです。

 どんないいものでも間違って使用される可能性はあり、実際に間違って使用されることもあるでしょう。でも、マインドフルネスの実践がマインドフルな狙撃手やマインドフルな反社会的企業人といった怪物を作り上げるというのは、人々を扇動するデマにすぎません。「同性婚はやがて犬や猫との結婚につながる」といったような極端な言説は、それによって自分たちの信ずる何かに利益をもたらしたいと考える人が用いる閃光弾のようなものです。マインドフルネスのトレーニングは、あなたが下すべき倫理的な選択を代わりに決定するものではありません。それは、あなたがあなた自身のためによりそれらの選択をしやすくさせるものなのです。

<続く>

2016年4月3日日曜日

マインドフルネスに関する5つの誤解(3)

この記事は、WEBメディア“Mindful”内の記事“5 things people get wrong about mindfulness”を和訳したものです。ご自身の瞑想やマインドフルネス活動の参考にしてください。

マインドフルネスに関する5つの誤解(1)はこちら
マインドフルネスに関する5つの誤解(2)  はこちら


神話3:マインドフルネスはただの仏教の変形である

マインドフルネスは人類の基本的な遺伝的形質であり能力です。特定の組織や宗教、哲学に属するものではありません。マインドフルネスは、人類の心の資質として練習と規律をもってーバイオリンの技能を上達させるために継続的に練習を行ったり、ウェイトトレーニングで体を鍛えたりするのと同様にー育むことが可能です。仏教徒はマインドフルネスというテーマについて深く研究しており、仏教の教えは我々に無数の洞察を提示します。しかしそれは、イタリア人がパスタを、ギリシャ人が民主主義を所有していないのと同じで、仏教がマインドフルネスを所有しているということではないのです。

皮肉なことに、マインドフルネスと仏教の関係には2つほど懸念する点があります。仏教徒の中には、「仏教はにせもののマインドフルネスである」と言いがかりをつけられてマインドフルネスが仏教から奪い去られるのではないかと心配している人たちがいます。また、ある批評家たちは逆のことを懸念していますー例えば病院や学校などでマインドフルネスが扱われる場合、それは仏教入信への勧誘を虎視眈々と狙う仏教のステルスマーケティングなのではないかということです。これらの偏見は両方とも仏教とがっちり結びついています。マインドフルネスは仏教の中心となる実践ですが、ブッダはマインドフルネスを自らが発明したとは決して言わなかったでしょう。ニュートンが、引力は自分が発明したものだと言わなかったのと同じことです。

マインドフルネスを仏教の文脈から切り離すことは単純に間違っていると言う人もいます。彼らは、瞑想の実践を彼らが不可欠であると考える2つのサポート、倫理的な行動と知恵抜きで行うことは無意味であり、有害でさえあるかもしれないと主張します。しかし、倫理的(あるいは有益)な行動という概念、そしてものごとをクリアに見るということもまたブッダが発明したものではありませんし、慈悲深いブッダがそれらを閉鎖的なシステムの中にあるものだと見なすこともなかったでしょう。仏教徒ではない人々について、彼らが仏教徒ではないから他者と支え合って生きるということに気づかず、彼ら自身や彼らの属するコミュニティの中で倫理的なふるまいや知恵を見出だすこともないだろうと決めつけ、彼らが瞑想的な実践によりもたらされる利益を享受することを否定するのはフェアではありません。

 これまでの歴史の中で、「マインドフルネス」は幅広く用いられる言葉ではありませんでした。19世紀から20世紀初頭にかけて活動した翻訳家のT・W・リース・デヴィッド(T.W.Rhys Davids)がパーリ語の「サティ」、瞑想の実践において鍵となる要素の一つである仏教用語を英語で言い表すため「マインドフルネス」を用いることを決めたとき、ようやく使用が始まったのです。評論家の中には、この出来事が「マインドフルネス」の意味を「真に」確立したと言う人もいます。でも、言葉には「真の」意味などないものです。言葉は新たな文脈と出会って常に変化し成長していくものだからです。記号論は、具体的な言葉に適用するのには十分に強固です。しかしもし自分自身の心の動きを完璧に説明しようと試みたとしたら、あなたはきっと非常な混乱に陥るでしょう。言葉は万能ではないからです。
  
今日、「マインドフルネス」は「サティ」の英語表現というだけの言葉ではなくなっています。それは瞑想によって醸成される、慈愛を含む質や美徳を表す一般的な言葉となりつつあります。仏教は健全な、そして長きにわたるひたむきな瞑想の実践と、そこから導き出された世界へと貢献する洞察を持ちながら、なおも進化を続ける伝統です。しかし、マインドフルネスは人間が生まれながらに持つ資質であると同時に、実践によってさらに育むことが可能な質であり、誰でも活用することのできるオープンソースなのです。

(4)に続く




2016年3月7日月曜日

【超訳】元経営者の ハーバード大学教授 Bill George が語るマインドフルネス



※ こちらの記事は Mindful Leadership: Compassion, contemplation and meditation develop effective leaders を訳したものです

マインドフルリーダーシップ
  ~ 想いやり、熟考、そして瞑想が良いリーダーを育てる ~



近年、アメリカにおけるビジネスリーダーに対する信頼が揺らいでいます。
一部の経営者たちは、組織を健康で良い状態で維持するよりも、どこかで私益を優先していたように思います。企業が危機に直面した時、彼らは自分たちが社員に対して実行してきた行為の責任を取ろうとはしませんでした。新聞をにぎわす大企業のスキャンダルは、その氷山の一角であるにすぎません。

その結果、ビジネスリーダーや政治家に対する信頼というものは、過去の10年間で大きく失われたと私は感じています。2009 National Leadership Index  によるとアンケート回答者の69%が アメリカにおいてリーダーシップの危機が訪れていると思っています。政治家、メディア、金融、そしてビジネスリーダーにおいて、もっとも低い結果が出ました。その傾向は欧州でも同じでした。

"この20年間、あまりにも多くのリーダーが 彼らの特性によってではなく、カリスマ性によって選ばれてきました。実績よりもスタイルで、そして尊厳よりも印象で…
一旦 失われた信頼を回復するのは容易ではありません。問題の根源は、強いリーダーが存在していなかったからではなく、間違ったリーダーを間違った理由によって選出してしまったからです。この20年間、あまりにも多くのリーダーが 彼らの特性によってではなく、カリスマ性によって選ばれてきました。実績よりもスタイルで、そして尊厳よりも印象で…。結果として、彼らが本性を表した時に驚く必要がなぜありましょう?



リーダーシップの失われた10年

リーダーたちが信頼を失う時代は”リーダーシップの失われた10年”と呼ぶにふさわしい事態であると考えています。2002年のITバブル崩壊、会計基準を守らずに倒産したEnron や WorldCom。そしてグローバルの金融マーケットを崩壊させた2008年はリーダーシップの欠如がもたらした惨事です。

この時代のリーダーたちが、これまでに培われた強い組織を近視眼的な成果を追及し、私益を優先したことによって崩壊させてしまったと私は考えています。Medtronic のCEOを退任してから、私は自分の世代のリーダーたちがなぜここまで腐敗してしまったのか、それを調べてきました。

その失敗を観察していると、これらのリーダーたちのIQ (Intelligence 知性)が足りなかったから危機や崩壊が起こったとは考えにくい。逆に、言葉や立ち居振る舞いから見え隠れする彼らのEQ (Emotional Intelligence 感情的知性) の足りなさがそれを招いたと思うようになりました。失敗したリーダーたちの多くは自分自身や自分の活動を客観的に見ることができていません。彼らは自分のやる気の源泉が何にあるのか深いところでは理解しておらず、自分が持つ恐怖や失敗経験と向き合うことができないのです。これは、結果として危機に直面した時、あるいは 成功しなければならないという大きなプレッシャーの下で精神的な不安定をもたらします。場合によっては、自分自身を深く理解しないリーダーは、成功と報酬、すなわち金、権力、そして名誉という誘惑に負けてしまうのです。




真のリーダーが必要とされる時代

"正真正銘のリーダーとは、嘘偽りのない意図を持ち、そして自分たちがリーダーシップを発揮するのは顧客、社員、投資家のためであるとわかっています。私益のためではありません"
"正真正銘のリーダーとは、嘘偽りのない意図を持ち、そして自分たちがリーダーシップを発揮するのは顧客、社員、投資家のためであるとわかっています。私益のためではありません。彼らは、それを常に自問自答すべきです。内的、外的なモチベーションの均衡を保ち、信頼を得られる関係を築き、自らを律する必要があります。

このリーダーシップのあり方は、企業が自信を取り戻すためには組織のあらゆるレベルで起こる必要があります。21世紀においてはコントロール型の統制組織ではなく、社員をエンパワーメントすることが重要なのです。リーダーは周囲を刺激し、今後の挑戦に挑むことができる自信をつけさせる必要があります。

さらに、真なるリーダーは感情的知性(EQ)を高める必要があります。ダニエル・ゴールドマンが彼の著作の中でも述べているように、EQの根幹にあるのは セルフアウェアネス(自己認識)、つまり深いところで自分自身を知ること、自分が他人へ及ぼす影響を考えられることです。私の経験上、リーダーたちの多くは何年もかけてこのセルフアウェアネスを育成しています。多くのケースでは、成功への執着や他人の目を気になるなどの雑念によって邪魔されてしまうのです。



マインドフルネスを開発する

セルフアウェアネスを高めるために、私はマインドフルネスのコンセプトについて考えてきました。
マインドフルネスは、仏教が瞑想を通して高めてきた手法で、私たちのマインドがどのようなメカニズムで動くのかを教えてくれるものです。リーダーが批判される心配を持つことなく自分自身と向き合え、ロジカルに自分の経験とつなぎ合わせることでセルフアウェアネス高めることができると考えます。
"マインドフルネスは、リーダーたちに「今、ここ」に存在すること。そして自分自身について知り、自分が及ぼす他人への影響を考え、ストレス度合などの状態に敏感になることを教えてくれます”

マインドフルネスは、リーダーたちに「今、ここ」に存在すること。そして自分自身について知り、自分が及ぼす他人への影響を考え、周囲の状況に敏感になることを教えてくれます。マインドフルなリーダーは、自分や他人との関わりをより深く理解し、効果的に組織を共通のゴールへと導くことができるのです。
私は、30年間 定期的に瞑想を続けてきました。これは、宗教的な理由やスピリチュアルな儀式とは関係なく、ストレスのない状況に自分を置き、自分を律するためです。瞑想は、私が自分のリーダーシップを発揮する上で最も重要なものとなりました。マインドフルネスは、私のセルフアウェアネスを高め、自分自身や他人に思いやりを持つことを教えてくれました。さらに、プレッシャーのかかる状況や不確実性の高い状況下でも穏やかに、そしてクリアに頭を保つことができました。
瞑想を続けると、私たちは自分が置かれた状況を客観的に理解し、ストレスに過剰反応することなく思いやりを持てるようになります。そして、厳しい状況下でも穏やかに よく考えた結論を出せるようになるのです。現在では、瞑想のほかにも祈りやヨガ、セラピーなどその他の手法も取り入れられています。
最近の神経系の研究では、瞑想が人間の脳のEQを伸ばす領域に良い影響を及ぼすことが分かってきています。"Driven to Lead" では、マインドをその場に必要とされるリーダーシップのあり方に「リモデリング」する方法について語られています。この中で著者の Lawrence博士は、新ダーウィンの定義を提唱しています。マインドのリーダーシップについて触れ、マインドフルネスによってマインドをクリアに保つことは、リーダーが持つべき4つの要素を開発することが可能であると言うのです。それは、①安全性、②必要なものを確保すること、③他人と触れ合うこと、④そして意味を見出すこと。これらを統合すると、まさに意思決定のプロセスに必要不可欠な要素であると思います。




マインドフルリーダーシップ: 
効果的なリーダーシップを保つ新しい手法

瞑想がどのように作用するのかを理解するために、名誉なことに私はダライ・ラマと接点を持つことができ、さらにチベット仏教のマスターと関係をつくることができました。彼らは共に、西洋に瞑想を広げたいと考えていました。それは宗教的な理由などではなく、より平和な世界をつくり、人々の人生を豊かにするためです。

私は、チューリッヒで行われた会議で ダライ・ラマと共に瞑想を行う中で、私たちは瞑想とリーダーシップを組み合わせて「マインドフルリーダーシップ」を開発することが可能であると感じました。

”マインドフルリーダーシップは、西洋のリーダーシップ論と数千年前に開発されたマインドに関する知恵を統合させることで、リーダーのセルフアウェアネスを高めることを目的としています。”

マインドフルリーダーシップは、効果的なリーダーシップを発揮することが可能となる非宗教的・現実的な試みです。「今ここ」に意識を向けることを助け、自分が及ぼす他人への影響を知り、組織が目指すゴールを達成するために成し得ることに集中することができます。マインドフルリーダーシップは、西洋のリーダーシップ論と数千年前に開発されたマインドに関する知恵を統合させることで、リーダーのセルフアウェアネスを高めることを目的としています。

私は、仲間とともに 2010年の8月にミネアポリスにて、このマインドフルリーダーシップに関するカンファレンスを開催しました。ここには400名の人々が集いました。仏教とリーダーシップの教授たちが初めて同じ場所で新しいリーダーシップのあり方を模索する活動が開始されたのです。



セルフアウェアネスを高め、自分を大切にすること

リーダーとしてのセルフアウェアネス高めるためには、私たちは自分の人生のストーリーを深く理解する必要があります。特に、試練や苦しい経験をした際のストーリーは、現在の行動や態度、そしてモチベーションに大きく影響しています。この手の内容を振り返る経験をしていないリーダーは、過去の苦しい経験がデリケートな問題となって外部からの賞賛、権力やお金、名誉などで補てんされる必要が出てきてしまうのです。加えて、自分の弱さを認めることができずに他人の前ではパーフェクトにふるまう必要があると考え、過ちを認めない傾向があります。

セルフアウェアネスを高める過程において、リーダーたちは自分の弱さ、失敗、繊細さを受け入れ、それと同時に強さや成功を心から認めることができるようになります。この作業を通じて、自分自身を大切にすることを学び、そして信頼を得られる方法で周囲に働きかける方法を身に着けます。その結果、人々に対して好印象を与えなければならないというプレッシャーから解放されるのです。自分自身が何者なのかをより深く理解することで、過去の痛みを伴う経験を成長に発展するポジティブなものとして解釈することができるようになります。

一方、EQの低いリーダーは自分を大切にできません。当然ですが、自分自身に対する思いやりを持てないと、他人に対してそれを向けることはできないのです。こういったリーダーは自分の近くにいる人々は大切にすることができますが、自分とは異なる価値観を持つ人々に対してはどこかに軽蔑、拒否、そして敵意を感じています。そして、自分よりも力のない者をコントロールしがちであり、中長期的に良い関係を築くことが不得手です。

さらに、セルフアウェアネスの低いリーダーはいざという時の自己管理もうまくいきません。通常の状態では自己管理や自制ができていますが、ひとたびプレッシャーにさらされたり、弱みを握られたりした際には、感情的な爆発や権力やコントロールの乱用を招きます。また、一方では行動できない、逃げるなど最もリーダーシップを発揮せねばならない時に正反対の行動が起こります。

”正真正銘のリーダは、いかなる時においても組織が迷走することや共通の価値観や目的を失うことは避けることができます”

セルフアウェアネスがあり、自分を大切にできるリーダーはより高いプレッシャーやストレスにも強い人々です。難しい状況の中でも、組織のモチベーションを維持することが出来ます。正真正銘のリーダは、いかなる時においても組織が迷走することや、共通の価値観や目的が失われることは避けることができます。この一貫性が組織に存在することでこそ、高い目標を達成し、複雑な問題を解決することができるのです。

セルフアウェアネスを持つためには、マインドフルネス瞑想がもたらす 単純な内省や振り返りを超えたものが必要です。真なるセルフアウェアネス、つまりマインドフルリーダーシップは、他人との対話を通じて開発されるものでもあります。瞑想と対話の両方を経験することで、私は自分自身のリーダーシップを大きく発展させることが可能となりました。

私は、この対話ができる人々に囲まれていてとても幸運だと思います。私の例をお話しすると、週に一度 人生における深く基本的な問いと共に、今直面している課題について議論しました。この対話は、私がHoneywell を退社し、Medtronic に加わる1989年、そして妻の乳癌が発覚した1996年に大きな力をもらいました。もう一つは、月に一度、ペアで対話をするために行われていたセッションでした。

これらの対話の場は、個人的で深いテーマを扱う上で安心で安全な場を提供してくれます。人生における個人的な経験を、組織における日々の活動につなげてくれる大変興味深い場となりました。参加していた方々からの、忌憚のない、しかし思いやりに満ちたフィードバックが私に大きな影響を与えました。



最後に・・・

マインドフルリーダーシップは、新しい考え方です。仏教で培われた東洋の手法を日常の中で活用することでセルフアウェアネスを高め、自分を大切にする感覚を醸成してくれます。高いレベルの穏やかさ、明瞭さ、そして気持ちのよさをリーダーにもたらします。

マインドフルリーダーシップは、新しい時代のリーダーのあり方を教えてくれているように思います。調和のとれた、永続できる組織をつくること、そして何より世界に平和と調和をもたらすものであると私は信じています。


※ ダライラマが マインドについて語った記事はこちら
※ マインドフルネス 瞑想レッスンを行っております。ご興味がある方はこちらで 日程をご確認ください



訳: 小島美佳